創業融資は何度もチャレンジできるのか?

動画解説

「創業融資は何度もチャレンジできるのか?」

銀行経験10年。銀行出身の税理士、深尾宏です。
今回は、「創業融資は何度もチャレンジできるのか?」についてお話をしたいと思います。

審査に受かるまで何度も融資の申し込みや相談ができると思っていたら大間違いです。

一度審査に落ちると、再チャレンジは6か月後となります。
融資が通る計画には、根拠に基づく資料作成が必要となってきます。
自ら計画を作成して、「やった、利益が出る計画が作成できた、自分でできた」では不十分です。

例をあげてみますと、例えば、お弁当屋さんです。
売上についてちょっと見てみますと、平日は単価500円のお弁当が、お昼にサラリーマンに100個。夕方には300円のお惣菜が主婦、年配者の方に50個。土日には5つの〇〇クラブに仕出し弁当700円が200個。
経費を見てみますと、仕入れ・製造原価は売価の30パーセント。
人員はパートなのか社員なのか、何に使うのか。レジはリースにするのか。車両は購入するのか、それともリースにするのか。光熱費はいくらかかるのか。
こういった内容を積み上げて計画を作らなければなりません。
ここには、ただの数字ではなくて、その数字がどこから来たのか、根拠は何なのか、といった説明が求められます。

次に、必要書類を不備なく準備することが必要です。

創業者の方がどのような資格を持っているのか、その業界の経験はどの程度あるのか、経営者の強みを大きくアピールすることが文面で必要となってきます。
しかし、自分で強みを築いて、自分でPRするというのは、なかなか難しいものです。

創業者自らが、融資担当者への自信を持った提案をできるようにします。
当センターでは、計画作成の際に創業者様に様々な質問をいたします。
その内容は、創業者様が金融機関との面談の時に聞かれてもおかしくないものばかりです。
当センターの面談が、本番の面談の予行演習となります。

また、一人で準備しますと、たくさんの時間が必要となってきます。
計画の作成が未経験で、審査に通りやすい計画や申請書を作成するのは、とても難しいです。
その道のプロであったり、ノウハウのある税理士とともに作り上げることで審査がOKとなる確率は大幅にアップしてきます。

計画は融資のために作るものではありません。
その計画を実現して、儲かる会社にしていきましょう。

当事務所では、初回の相談は無料です。何でも気軽に相談してください。

元銀行員×税理士フカオーくん のメチャクチャわかりやすい財務と融資のブログ

元銀行員×税理士フカオーくん のメチャクチャわかりやすい財務と融資のブログ